この参考書のレポート
- 総合満足度
-
-
- わかりやすさ
-
-
- 見やすさ
-
-
- 使い勝手
-
-
- 使い始めた時期
- 高校卒業後 ・4月
-
- 使用期間
- 1年以上
使い方レポート
1から世界史を学ぶにもオススメの1冊です。
このナビゲーター世界史のシリーズ(1~4まであります)を一通りやり込めば、とりあえずの基礎はついたといえるでしょう。巻末に小冊子が付いており、それを利用して、基礎を固めることも可能です。応用的な部分になると物足りないところはありますが、そこは別途参考書や過去問演習を通じて学んでいったら良いと思います。
使い方としては、まずは、1周読んでみることをオススメします。1つの読み物としても、かなり読みやすいものですので、自分のスピードで読んでください。読んでいるうちに、分からないところが出てきます。そこで、2週目は、資料集と照らし合わせて理解を深めましょう。通史なら、時代の流れを、文化史なら作品の写真や、作者を見ながら覚えることが大事です。3週目は、精読しながら、出来事間の因果関係に注目して読みましょう。これは、記述式・論述式の問題に対応出来るようにという1面もありますが、それでなくとも、理解し、本番で思い出すためには必要な学習であると思います。
3周終えたあとは、不安な所の復習をしましょう。
それも終えたのならば、巻末の小冊子の出番です。オレンジ色のペンなどで答えを書き込みながら学習を進めるのがオススメです。理由としましては、一通り終わって、書き込まれた後には、ひとつの暗記用ノートといっても良いものが完成しているからです。このノートはコンパクトなので、試験前の最後の確認などにも使えます。
私自身、高校卒業後に文転し、世界史を1から始めましたが、この参考書のおかげで基礎力をつけることが出来たと実感しております。
基礎に不安を抱えている方、基礎固めをしたい方、あるいは、私と同様、文転したけどどんな参考書で学べば良いか分からない方は、とりあえず手に取ってみてください。きっと、あなたの力になることでしょう。