この参考書のレポート
- 総合満足度
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- わかりやすさ
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- 見やすさ
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- 使い勝手
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- 使い始めた時期
- 高校2年生・10月
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- 使用期間
- 1年以上
使い方レポート
とりあえずこれをやろう
文化史含め問題文を見たら反射的に答えがわかるくらいまで使い込んでいました。演習を繰り返し、答えを見て問題文を想起できるようになれば国公立の小論述でも困ることは無くなると思います。
具体的なやり込み方は人それぞれだと思いますが、自分の場合は解答を赤シートで隠し、回答をノートにひたすら書いて問題集1ページ毎に答え合わせをするというゴリゴリの物量作戦で進めていました。ただ、これは自分が世界史好きかつ武器にしようと思っていてやっていたことなので、弱点克服程度ならここまでやる必要は無いと思います。特に国公立受験者の方なら、英語は言わずもがな数学や古漢に時間を回した方がいいと思います。
アドバイスとしては、まず教科書などを読んでマクロの歴史の流れ、趨勢を掴んでからミクロでの知識をこの一問一答集で叩き込み、もし慶應法などの異常に細かい知識問題を出す私大を受けるならターゲットや東進の問題集をお好みでやる、という順で進めてゆくのが良いと思います。こうすれば論述にも知識問題にも自動的に強くなります。
山川以上の単語数を詰め込んでいる一問一答集もあるのでそちらと迷われるかもしれませんが、正直言って東進やターゲットはオーバースペックです。国公立の論述でこの一問一答以外の「知識」を問われることはまずないです(事象の繋がりは自分で考えなければいけませんが)。難知識を覚える前に普通の知識を揃えましょう。とりあえず山川をやっておいて、マイナー知識を覚える余裕があれば世界史の窓かターゲットでも漁ってればいいと思います。
世界史は山川の教科書がデフォルトです。だからといってこれさえやればいいと言うものではありませんが、デフォルト教材に準拠したものをやればとりあえず基盤は固めることができるでしょう。