この参考書のレポート
- 総合満足度
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- わかりやすさ
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- 見やすさ
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- 使い勝手
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- 使い始めた時期
- 高校入学前 ・9月
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- 使用期間
- 1年以上
使い方レポート
第一に持ち運びに便利である。第二に持ち運びに便利である。
英語基本熟語集。この長ったらしい名前は、通称"豆熟" と呼ばれて一部の人々に親しまれてきた単語帳だ。この本を実際に手に取った人は皆、同じ感想を抱く。逆にいえば、その感想こそがこの本の最大の特徴を表しているであろう。
この本に対する第一声は『小さい』。それに尽きる。縦の長さはなんと12.7cm。横の長さは8cm。本の厚みは1cm。この小さいサイズが持ち歩きのしやすさにとことん特化している。
さて、この小さき本にどのくらいの知識が詰まっているのか。編集者の赤尾好夫氏によると、入試出題熟語の実に83%をカバーしていることがわかっている。改訂版とあって更に入試の出題傾向を分析・検討し、見出し語句の入れ替えと頻出度を差し替えているそうだ。
本書の構成: 動詞関連熟語A〜C
一般熟語A〜C
A…最重要頻出熟語 B…重要頻出熟語 C…重要熟語
〈私の使い方〉
A〜Cどのセクションの熟語であっても必ず1周する。余裕があれば2週目以降に入ってもOK。必ず1日1周。それを心がける。
〈Point〉
熟語が持つ複数の意味を一度に覚えなくていい(≧∇≦)b
熟語の用法を意識して覚える。
〈Example〉
No.16 lead to〜 ①〜に通じる ②〜を生じる
用法 lead to + 名詞
⬆️
ココを意識している!
A(最重要頻出熟語)が終わればB(重要頻出熟語)、C(重要熟語)へ続く。1つのセクション内の150語を、あるいは200語内を何周もしていると自然に覚えていることに気づく。
旺文社の英熟語集といえばターゲット1100。多数の使用者とターゲットシリーズというブランドを背負う、英熟語帳のトップモデルであろう。しかしながらこのような隠れた"名作"もそこにあり続ける。そして実感する。この小さき本には大きな知識が詰まっていると。
P.S 発音記号は載ってない(・∀・)