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みゆう
志望 滋賀大学 データサイエンス学部
レポート数 1
フォロワー数 0
漢文の基礎から分かりやすく教えてくれる
別の漢文のワークをする時に文法書的に使っています。この本を使うまでは漢文は返点や置字ぐらいしか覚えていませんでした。しかしこの本を使ってからは、基本文型や重要語句など漢文の基礎知識が一気につきました。何も分からない状態の所から取り敢えず基礎を押さえる時に役に立つと思います。また、この本自体に練習問題もついているので一冊で勉強を完結させることも出来ます。
しー
合格 金沢大学 人間社会学域
1ヶ月でおわる!
これを1ヶ月で集中的に覚えます。そのご、漢文ステップアップノート10の問題ページを解きます。これまでで6週間。その後2週間で過去の模試の漢文部分を解くと驚くほどに解けています。私はこのやり方で2ヶ月で 共テ漢文は満点or一ミスに留められました。文系の皆さんは早いうちにやることをお勧めします。二次の対策もあると思うので。
おもちもち
合格 立教大学 社会学部
レポート数 2
見やすくてわかりやすい!理解度がどんどん進む!!!
この本はとても使いやすい点が気に入っていました。漢文は大学受験の際には他の科目に比べて重点が低めなところが多いと思います。私は志望校的に漢文以外の教科に力を入れたかったので効率良く重点のみ学ぶことができたところがとても良かったです。最低限といえば最低限かもしれませんが、基本的にこれを読めば平均点は越えられると思います。
rio
合格 早稲田大学 文学部
漢文の要点がわかる!
漢文は、私立文系の中でも試験に出てくる大学が少ないです。なので、いかに漢文にかかる時間を短くし、他の教科を長く勉強できるようにするかが大切です。この参考書は、漢文の重要な要点中心になっているので、基礎的なことが、あまり時間をかけずにしっかりと確認できます。私はこの参考書を使って、共通テストの漢文が満点でした。
lenasato
合格 明治学院大学 国際学部
レポート数 3
要点だけがまとめられた最高の参考書!
私立のみの受験でしたが、共通テストで漢文が必要な大学があったため、この参考書を購入しました。その大学の一つの学部のためだけ、しかも共通テストの数問のためだけだったのであまり労力を使いたくな買った私にとって、重要な点だけが簡潔にまとめられたこの参考書はとても役に立ちました。塾では漢文の学習は冬からでいいと言われていましたが、不安だったので夏前から少しずつこの参考書を読んでいました。そのおかげか本番では一問ミスでした。もちろん国公立の受験をめざしている受験生にもとてもおすすめです。とにかく使ってみてください!
えり
合格 東京都立大学 人文社会学部
この一冊を読めば漢文が読めるようになるためのコツが掴めます!
例の漢文を見ながらポイントの解説を読み進めていき、実際に問題を解く時に意識してみる、という流れで使います。なので基本は読むだけで漢文の力がだいぶ身につきます!私も最初は漢文が苦手だったのですが、この本を読んで効率的にコツを掴み、短期間で漢文を得意分野にすることができました!
tom
志望大学 未決定
漢文の句法を無理なくカジュアルに覚えられる!
本書に掲載されている漢文の例題をノートに写し、併記されている漢文の句法を確認・暗唱しながらノートに書き写していく。ただたくさんの句法が取り上げられているわけではないので、最低限・頻出のものは絶対に抑えておくくらいの心意気で大丈夫だと思います!2年前はセンター試験に対応していただけでなく、私立大学や国公立大学の個別試験にも対応したいのでとっても良い参考書です。
gris
レポート数 6
フォロワー数 1
基本の確認用に
高校の国語の教師に勧められたので購入しましたが、ほとんど本文は読んでいません。重要構文の解説などが書いてありますが、中身のある文ではないので読み飛ばしても差し障りはないです。「使役」「反語」など用例ごとにセクションが分けられていて、各セクションごとの重要なポイントをまとめたページに付箋を貼り、すぐに参照できるようにしていました。漢文の基本的な表現を押さえたければ、この本の『覚えること』という部分さえ確認すればいいと思います。 ただ、わかり易さ・手軽さを重視しているのか、内容のレベルは精々センターか日東駒専ほどになっています。難関大ではこれに載っていないような表現が平然と出題されるので、発展的な内容を勉強したい人には向いていないと個人的には思います。また入試のような演習問題が収録されている訳ではないので、あくまで基礎知識の確認用かなという印象です。 漢文が苦手で基本から勉強したい人にはおすすめではないでしょうか。より難しい漢文を学習したい方は他の参考書を選んだ方がよいです。
塾講師あべはやお
合格 名古屋大学 教育学部
レポート数 9
フォロワー数 7
「大ベストセラー」だが、業界随一の問題作…。使用時は要注意!
さて、今回は、田中雄二氏の『漢文早覚え速答法』をご紹介します。 ただ、こちらの本、正直言って「相当な大問題作」です…。 色々と個人的なご縁もあってあべ的に陰ながら大応援しているGakkenさんの、言わずと知れた大ベストセラーであることは紛れもない事実。 でも、私の信条である「公平公正」に書評をするならば、国語の専門家として、本書は「駄作」と言う他ありません。 実に悲しいことですが、以下に、その理由を示していきたいと思います。 1.極端かつ古すぎる「使えない情報」の数々 本書を「良し」とできない理由は、何よりも上述の表題に集約されます。 とにかく、「情報提供の仕方が極端」なのです。「『全部否定』は入試に出ない」とか、「『のみ』と読む漢字→『耳』『而已』(他の漢字は入試に出ない)」とか…。 そして、その弊害が、2019年度のセンター試験でも明確に表れてしまっているのです。 田中氏は、「『何』が単独で出ていたら『何をか』だけ」と断言し、「何ぞ」という単純すぎる疑問表現は、「入試には絶対に出題されない」と、まさに「断言」しています。 ところが、2019年度のセンター試験では、この「何ぞ」を使った疑問表現が設問に取り上げられているのです。(第4問・問2) それ以外にもいくつも反例を用意して、上述の命題をエビデンスを持って退ける用意はあるのですが、さて、この事実を一体どのように説明すればいいのでしょうか…? 2014年のパワーアップ版初版では、「文部省の検定教科書はこの『何ぞ』の一語で疑問表現を表す表現を注意深く避けている」(ちなみに2019年7月11月の第11刷では、辛うじて「文科省」に切り替わっていたのが、わずかばかりの救いでしょうか…苦笑)と書いていました。 しかし、文部科学省との関係を言い出したらキリがない、独立行政法人大学入試センターが作成した「センター試験」において出題歴があるということは、上述も、何ら根拠に乏しいものだと言う他ありません。 こうした、同業者から見て「ありえない」と言わざるを得ないような、そして、敢えて読者の皆さんのことを考えて言葉を選ばずに申し上げるのであれば、「妄言」・「虚言」としか言いようがないような内容が平然と列記され、さらに、それがあたかも「受験生の常識」とでも言われるような形で、全国各地の書店さんで平積みされて、広く流布され続けていることが、私(あべ)としては悲しくてなりません…。 「パワーアップ版」と銘打つのであれば、まさに内容をパワーアップして欲しいと切に思います…! ただ、本書に関しては、初版→改訂版→パワーアップ版と全てを見比べていっても、内容がほとんどブラッシュアップされておらず、誤植に関しても全然修正されないものもたくさんありました。 すなわち、書籍としてのレイアウトなどは全面改修されましたが、最も大切な内容面に関しては、「文部省」を「文科省」と打ち換えるくらいの「表面的改訂」しかなされていないのです。 これでは最新の入試傾向に全く対応できていません。漢文にも出題傾向はありますし、それを踏まえないと、まさに本書のような「有名無実な学参」になってしまいます。 それでは、少し話を「極端さ」に戻して…。 確かに、東大出身の有名(?)漢文講師の田中氏が、絶対なる自信を持って「極端」に漢文の出題傾向を断言する。その「極端」であることが本書のウケる点ではある訳ですよね。人間だれしも「これだけでいい」と言われれば「ラク」ですからね! でも、本当に受験生のことを考えるならば、「教えるべき内容はきちんと教える」という執筆態度でもって紙面構成を行うべきです。現状のままでは、「本書を信じた受験生が悲劇に見舞われる」という事態は必至…。あべの周りでも、そういう声は今までたくさん頂戴しています。 たとえ、国語にかける時間のない国公立理系志望者と言えども、本書は勧められませんね…。 ただ、ここ3・4年で、漢文学参の良書はみるみる減ってきています。これは危機的状況と言わざるを得ませんね…。(そのため、自身でもこっそりと原稿を準備中です。) 2.せめて学習時は知識の確認用に!一冊目での利用は避けて。 さて、前段の「1」の内容は、特に「漢文の初学者向け」の注意喚起だったのですが、敢えて言えば、「漢文の全体像はなんとなくつかめており、ざっくりとポイントを確認したい」という方であれば、本書は一読の価値はあるかと思います。 ただし、「極端な内容」であることを承服したうえで、「話半分に聞き流す」という「リテラシー」ある姿勢が大切ですよ!