この参考書のレポート

合格  京都大学 理学部  ほか

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総合満足度
5
  • わかりやすさ
    5
  • 見やすさ
    5
  • 使い勝手
    4
  • 使い始めた時期
    高校2年生・12月
  • 使用期間
    1年以上

使い方レポート

丁寧な解説と、問題のカバー範囲の広さが特徴です!

特徴はなんといっても丁寧な解説とカバー範囲の広さです。これらを詳しく説明してから、私の高校生当時の使い方を述べたいと思います。
まず第一に、他のどの数学の問題集と比べても、これ以上に解説が丁寧なものはありません。問題と解説がわざわざ別冊子になっているくらいボリュームがあります。下手な参考書や問題集は模範解答すら粗末だったりしますが、FocusGoldはまず解答に至るまでの考え方が載っており、その下から模範解答が始まります。また模範解答も「記述の解答として」論理に抜けがないものとなっていて、記述の際に注意すべきポイントも書かれています。そして更に、一つの問題に対して複数の解答がある。問題を一つの視点からではなく多角的に捉える練習になりますし、そうすることで問題の本質を見抜く力がつきます。
次にカバー範囲の広さですが、基礎から応用まで全部載ってます。教科書例題を解いた後にやって定着を図るような基礎問題から、東大理Ⅲを目指すような人のための超難問まで本当に幅広く載っています。数学の問題集なんて最悪これ一冊持っていればどうにかなる、くらいには。最初に基礎を固めてそれから応用に挑戦して力をつける、という流れがたった一冊で出来てしまいますから。そして問題数も充実しているので、基礎と応用の間のギャップもしっかり埋められています。
さて、肝心の使い方ですが、もう普通に前から順番に解いていきましょう(笑)。本全体として基本的には難易度順に問題が並んでいるので、前からやっていけば基礎→応用の流れに勝手になります。ただ、基礎がある程度定着している方なら、例題とか基本問題はそこそこに、章末問題を解いていくと良いでしょう。既に基礎が出来ていれば基礎ばっかりやっても無駄ですからね。ただ「基本問題」と言いながら結構難しい問題も紛れてまして、この本では問題の難易度が⭐︎の数で表されているんですが⭐︎3とか⭐︎4はそこそこ難しいので、そういったものを拾っていくと良いですね。
難しい問題を解くときのポイントは、わからなくても20分くらいは考えることです。すぐ解説を見ると思考力が育ちません、自分で考えることが大切です。そして解説を見るときも、解答のうちどこまでなら自分でわかっていたか、残りの部分はどう考えればわかったのかを必ず確認して下さい。折角解説が丁寧なので、是非このように自分の考えと解説とを見比べてほしいです。また問題がわからなかったからと言って、すぐ赤で解答をノートに書き写すような勉強は絶対にやめましょう。ただ書き写すなどそれこそ思考の放棄、数学の勉強法として最悪です。解説を見たあなたが次にするべきは、解説を閉じてからもう一度同じ問題を自分で解くことです。解説を読んで理解できたならその問題が解けるはずですし、出来なければ理解が甘いということなのでまた解説を読んでから自分で解き直します。これはどの参考書・問題集を使おうが一緒です。
また、FocusGoldと青チャートは用途がほぼ一緒なのでよく比較されますが、どちらが優れているというよりかはそれぞれの強みがあります。先に言った通りFocusGoldは解説が丁寧で問題が充実していますが、ただ青チャートに比べると一問一問が重すぎるかなと思います。特に難問ほど計算がしんどかったり条件が複雑すぎたりするので、ある意味青チャートの方が優しいというか使いやすいです。私は個人的にはFocusGoldを推していますが、正直どちらを使うかは好みの問題になるかと思います。
まあとにかく良い問題集なので、持っておく価値はあるかと思います。書店で見かけたら手に取ってみて下さい。数ⅢだけでなくⅠAもⅡBもあるので、そちらも是非。

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最終更新:2020.08.14
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