この参考書のレポート

合格  慶應義塾大学 薬学部  ほか

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総合満足度
4
  • わかりやすさ
    3
  • 見やすさ
    5
  • 使い勝手
    4
  • 使い始めた時期
    高校入学前 ・10月
  • 使用期間
    4ヶ月〜6ヶ月

使い方レポート

高校英文法の総仕上げ!難易度注意も、ミスしやすい点を網羅!

私は中学2年のときに、独習で高校英文法は全て終了していたのですが、更なるスキルアップと正しい文法表現の習得の為に使用していました。

まず、総じて構成されている問題の出題大学、出題レベル共に高めです。

早慶や、私立大で「外国語学部」を売りにしている大学(上智・南山など)や、医学部のある大学の問題が凝縮されており、その中でも問題内容のセレクトは「難関大の合否の分け目」になるものばかりです。
具体的には、群動詞(句動詞)の理解の定着、「不定詞or動名詞」のどちらを取るか、冠詞の区別、量の微妙なニュアンスの違い→「many/muchやfew/little」の微妙な使い分けによって変化する意味合いを読み取れるかなど、高度な文法理解が求められる内容が詰まっています。場合によっては精度の高い英作文を書くベースになる英文法やフレーズ、表現を沢山得ることも可能です。

また、単純な4択や並び替えだけでなく、「1語不要」の並び替えや、一問積むごとに沢山の文法知識が得られる「正誤問題」も充実しています。

ある特定の問題パターンに慣れたければ分野別系の参考書をやり込むのもいいですが、「網羅的に弱点を探したい。」「文法レベルを総じてスキルアップさせたい」「分野別系では問題傾向がわかってしまう/分野別系ではいつも理解できるし解けるのに、過去問に入った瞬間解けない。」といった人に向いています。


使い方としては、
全10回構成になっていますので
3日で2回分を完成させるように利用して行くと、復習時間も無理なく取れて理想的だと思います。
というのも、1つひとつの問題難易度や、問題意図に対する解説を入念に読んで理解していくのがベストだからです。

1日目:第1回
2日目:第2回
3日目:第1回/第2回の復習

これを1クールにします。

この時に間違えていた問題に対して「なぜ間違えたのか?何の知識が抜けていたのか。」をチェックすること。分野別に直す別表に照らし合わせて「どの分野が弱いのか」を洗い出して該当箇所の復習に活かすこと。この2点を必ず行ってください。

5クールで実質2週したことになります!
文法は身体に身についたら基本的には離れて行きにくいですし、本質理解をしてインプットでもアウトプットでも利用できるよう、「身につく勉強/根本から理解する勉強」を心がけてください。


但し、注意点があります。

この参考書は「難関大学編」です。
そのため、「ネクステ」や「Vintage」などや「英文法ポラリス(白)の1・2」までが半分も解けない状態から入ると確実に玉砕します。

もう少し頻出系の文法事項をランダムで確認したい場合は、こちらのシリーズで「標準編(緑)」がございますので、そちらを使うと良いでしょう。

拙いレポートで申し訳ございません。感謝ボタンくださる方、誠にありがとうございます。何かのお役に立つことができれば幸いです。

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感謝数 5

最終更新:2021.03.23