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スマホとどう付き合う? 絶対に合格したい大学受験生のための賢いスマホの使い方

2019.04.05

受験勉強が本格化してくると、スマホを使う時間ももったいなく感じませんか?
「スマホに触る時間を減らさなきゃ」と思っているのに(あるいは親や先生からも言われつつ)、結局普段とあまり変わらずに利用し続け、勉強への集中力が続かないなんていう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、そのような悩みを抱える受験生に、スマホの利用時間を見直す方法や、スマホをうまく活用して受験勉強に役立てるヒントなどを紹介します。

1. スマホの利用時間を見直すための4つのステップ

スマートフォン(以下、スマホ)の日常的な利用が、受験勉強の妨げにはなっていませんか。本格的な受験モードに切り替える際、「スマホに触る時間も制限しなければ」と頭でわかってはいても、これまでの習慣を急に変えるのは難しいものですよね。
とはいえ、受験勉強期間だからといって、スマホを解約したり、全く使わないようにしたりといった、極端な措置を取る必要はありません。
まず、自分にとって適切なスマホの利用時間がわかる、4つのステップを紹介します。
できれば、自分のスマホと何かメモができるもの(紙とペンなど)を用意してください。(もちろん、スマホに直接メモしても構いません)

1-1. 自分の最優先事項は何か

まず、今の自分にとって一番優先したいことは何ですか?
今やるべきこと、あるいは今しかできないことは何でしょうか?答えを書いてみてくださいね。
そうです、志望校に合格!」「絶対に合格!することですよね。
以下、それを前提として話を進めていきます。

1-2. 「これだけはやりたい」という用途

次に、たとえ受験期であっても、スマホで「これだけは使いたい」という用途や機能を書き出してください。自分がどうしてもやりたいことを過度に制限するのはストレスが溜まるばかりで、精神衛生上よくありません
例えば、受験期だからといって、友人とのメールやLINEのやりとりを一切やめるというのは、多くの人にとって現実的ではないでしょう。
あるいは、音楽が大好きな人で、自分が持っている唯一の音楽プレーヤーがスマホなら、やはり音楽を聴くのに利用する時間は欠かせないと思うでしょう。
または、アラームとして利用していて、ほかに目覚まし時計は持っていないという人もいるかもしれません。
どんな細かいことでも、「これだけは」というものは、漏らさず書き出すようにしてください。

1-3. スクリーンタイムをチェックする

続いて、まずはiPhoneユーザーの人(iOS12以降へのアップデートが必要)は、「スクリーンタイム」を使って、自分のスマートフォンの利用具合をチェックしましょう。「設定」⇒「スクリーンタイム」を開き、「過去7日」間で、どのアプリケーションを何時間使ったか、ざっとチェックしてみてください。
仮に、受験期であっても「これだけは使いたい」というアプリケーションが、

・LINE
・ミュージック
・アラーム

の3つだったとしましょう。一旦、その3つのアプリケーションの利用時間は無視してください。それは(もしかしたらちょっと多過ぎる場合もあるかもしれませんが)自分にとって「必要な時間」だからです。
裏返すと、それ以外のアプリケーションは「特に使わなくてもいい」はずのものですよね。それらの利用時間の合計を算出し、書き出しましょう。
なお、Androidのデバイスを利用している人は、UBhindというアプリをダウンロードすれば、どのアプリケーションを何時間使ったかがわかります。
UBhind: No.1のモバイルライフトラッカー/中毒マネージャー

1-4. どうするか、自分で決める

これで必要な情報は揃いました。今、手元には次の情報があるはずです。

・最優先事項(=志望校合格)
・「これだけは使いたい」というスマホの用途・機能
・(特に使わなくてもいいはずの)各アプリケーションの利用時間

後は、自分で考えて決められますね。
例えば、特に使わなくても困らないのに、つい暇つぶしや気分転換でネットを見ている時間が、1週間に3時間あったとしたら、まずはそれを1時間に減らすようにしてみる。あるいは、「これだけは使いたい」というアプリケーションであっても、週に14時間使っているのだとしたら、それを半分に減らすように努力する、など。
自分の行動を制限するような決め事は、他人に押しつけられても、たいてい長続きしないものです。後悔の無いようによく考え、納得のいく使い方を自分で決めるのが一番です。

2. 受験生活におけるスマホとの上手な付き合い方

これまでは、スマホの利用時間について見直すヒントを紹介しました。
続いては、スマホとの上手な付き合い方や、受験勉強に活用する方法について見ていきましょう。

2-1. 「マイルール」を定める

もし、「ちょっとスマホに触りすぎかも。受験もあるし、少しは我慢しなきゃ」と思うなら、まずは「マイルール」の導入を検討してみましょう。
例えば、次のようなルールはどうでしょうか。

(1)メール・LINEのやりとりは食後のみにする

食後の満腹時は、脳が活発に働かないため、勉強には不向きな時間です。したがって、食後の数十分はゆっくり休むのが望ましく、その時間を友人とのメールやLINE等のSNSメッセージのやりとりに充てれば、勉強時間を削らずに済みますね。
あるいは、あらかじめ友人たちに「受験が終わるまでは、すぐには返信できないかも」と伝えておくのもよい手です。

(2)勉強中は親にスマホを預ける/電源を切って視界に入らない場所へ

学校によっては、校内ではスマホを先生に預けなければならないという校則が定められていることもあるようです。これと同じように、自宅での勉強時間は親にスマホを預けてしまう、というのも有効策です。
「親に預けるのはイヤだ」という場合は、勉強中は電源を切るというのがもっとも現実的な対策です。マナーモードにしておくだけだと、「メールが来てないかな」と気になったり、集中力が切れたときに魔が差してスマホを手に取ってしまったりしてしまうもの。そのとき、電源が切れていれば、「そうだ、勉強中は見ないことにしたんだ」と思い直すこともできます。自分の視界に入らないところ(カバンの中など)に置いておけばさらに効果的です。

(3)「スマホの我慢⇒自分へのご褒美」をセットにする

スマホを一定時間我慢できたら「自分へのご褒美をあげる」というシステムをつくるのもおすすめです。
例えば、3時間全くスマホを見ない時間をつくれたら、そのご褒美として20分ゲームをしてよい/アイスクリームを食べてよい/漫画を読んでよい、など。
どうしても我慢することが多くなりがちな受験期こそ、小さな楽しみや喜びを積極的に取り入れるのが、長期戦を乗り切るコツでもあります。

2-2. 受験勉強に役立てる

スマホは、うまく活用できれば、実は受験勉強の強力な武器にもなります。
参考書や辞書が手もとに無いときでも、スマホがあれば、わからない事柄や言葉の意味を調べることができます。また、学習用アプリをダウンロードしておけば、外出先のスキマ時間を効率的に活用することも可能です。
ここではその一例として、英語の学習用アプリ・Podcastを3つ紹介します。

ターゲットの友1900 英単語アプリ
単語集英単語ターゲット1900』(旺文社)に対応した公式アプリです。手軽に音声を聴けるというのが大きなメリットで、その他に次のような機能を無料で利用できます。
・「確認テスト」(語義の4択・つづりのタイピング問題の2種類)で、自分の実力が全国ランキングでわかる
・毎日、朝と夜に5回ずつ、「今日の5問」というミニテストがあり、単語学習の習慣作りに役立つ
【ダウンロード】
・Apple端末(iPhoneなど)向け⇒ターゲットの友1900 英単語アプリ
・Android端末向け⇒ターゲットの友1900 英単語アプリ
価格:インストール無料・アプリ内課金あり

●『早打ち英文法』
西部劇風の早撃ちガンマン(といっても、撃つのは銃ではなくパチンコ)に扮して、語順整序・空欄補充・スペリング入力という3つの形式の問題を、射的を模したゲームで解いていくアプリで、楽しく英文法の復習ができます。
集中力が落ちてきたけれどもう少し勉強したい、といった時などに利用するのがおすすめです。
【ダウンロード】
・Apple端末(iPhoneなど)向け⇒早打ち英文法 / 中学英語・高校英語の英文法学習アプリ
・Android端末向け⇒早打ち英文法(中学英語・高校英語の英文法)
価格:インストール無料・アプリ内課金あり

●『6 Minute English』
イギリスを代表する放送局BBCが制作している、英語学習者向けの6分間のPodcast番組です。あるトピックについてユーモアを交えながら語り合うダイアローグ形式で、トピックの例は、
・Why do teenagers leave their homework until the last minute?(なぜティーンエイジャーはギリギリになるまで宿題をやらないのか)
・Why does 'X' mean 'kiss'?(なぜ「X」が「キス」を表すのか)
など、英語の勉強になると同時に、話の内容が面白いので気分転換にも向いています。
価格:無料
【Podcast視聴】
・Apple端末(iPhoneなど)向け⇒6 Minute English

他にも、英語の実力アップに役立つアプリはたくさんあります。
また、スマホにスケジュール管理用のアプリを入れて、学習計画を円滑に実行するために役立てることも可能です。これについては、こちらの記事を参照してください。
>> 受験勉強の「計画」と「実行」 ~最後までやり遂げるためのリアル戦術~

2-3. 「脱スマホ」アプリを使う

自分ではダメだと思っていても、どうしてもスマホを見てしまうという、ややスマホ中毒気味の人は、スマホ依存解消アプリを活用してみるのも手です。
人気のあるアプリを3つ紹介します。

●『スマホをやめれば魚が育つ』
最も人気のある「脱スマホ」アプリのひとつで、その名の通り、スマホを利用しない時間が長ければ長いほど、「魚」が育っていきます。目標時間は自分で設定することができ、たとえば「45分集中して勉強する」と決めて、その時間スマホに触れなければ魚が育つという仕組みです。シンプルだからこそ長く使いやすく、また、魚が可愛いので、育てたい・増やしたいというモチベーションにつながります。
【ダウンロード】
・Apple端末(iPhoneなど)向け⇒スマホをやめれば魚が育つ
価格:インストール無料・アプリ内課金あり

●『ブロックタイマー』
こちらも人気のある無料の「脱スマホ」アプリで、スマホに触れない時間を自分で決めて、その時間スマホに触れなければ、「ブロック」で形成される「エリア」が拡大されていくという仕組みです。
「エリア」は、はじめ質素な「ブロック」が並ぶだけのものですが、時間が経過するにつれ、そこに草や木が生え、「エリア」そのものが拡張していき、大きな森へと成長していきます。「ブロック」の組み合わせで表現される「森」の造形美が楽しく、「スマホを見ない」というモチベーションにつながります。
【ダウンロード】
・Apple端末(iPhoneなど)向け⇒ブロックタイマー
・Android端末向け⇒ブロックタイマー【スマホ依存解消!時間管理を楽しく習慣化】
価格:インストール無料・アプリ内課金あり

●『BFT - Bear Focus Timer』
3つめは、スマホを裏返しておく時間を計測してくれる仕様のアプリです。裏返しにしている間、自然の「ホワイトノイズ」が再生され、集中力向上を助けてくれます。
アプリの名前に「Bear」とあるように、クマのキャラクター「Tom」が特徴です。目標時間に到達せずにスマホを表に返すと「Tom」が不機嫌になり、目標時間を達成すると「Tom」が釣りをします。「それだけ?」と思うかもしれませんが、かなり愛らしいキャラクターなので、見ているだけで癒やされ、「釣り」をさせてあげたくなります。
120円と有料ですが、「あえてお金を払ってまで使っているんだ」という意識がポジティブにはたらくこともあります。いずれにせよ、ジュース1杯分の料金ですから気軽に利用できるかもしれませんね。
【ダウンロード】
・Apple端末(iPhoneなど)向け⇒BFT - Bear Focus Timer
価格:120円

3. 別の「息抜き」を見つけよう

「自分は息抜きのためにスマホを利用している」という人も多いでしょう。
しかし、勉強で目を酷使した後で、さらにスマホの画面を見続けるとなると、目は休まる暇がありません視力の悪化が懸念されるばかりでなく、脳が同じ機能(見る、文字を読む)を使い続けているため、頭の休息にもなりません
とりわけスマホでのゲームは、目の酷使のみならず、脳を興奮状態にさせるため、その後の勉強時に疲れが出て眠くなったり、逆に寝る直前にスマホに触ると眠れなくなったりといった弊害をもたらす可能性があります。
できれば、勉強とはまったく違う器官を使う息抜き、例えば、ストレッチで軽く体を動かす、外の空気を吸う、散歩する、音楽を聴くなどするのが、脳科学の観点からも効果的な休息・息抜きだと言えます。

4. まとめ

スマートフォンは、使い方次第で、受験勉強に役立つツールにも、それを妨げるものにもなりえます。
受験生である今、自分とスマホの関係を見つめ直す良い機会だと思って、どのようにこの魔法のツールと付き合っていくのが賢いのかを、よく考えてみることをおすすめします。

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