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【大学生活】現役大学生のリアルな1日のスケジュール!~授業のある平日編~

2022.09.20

大学に入学したら、どのような毎日が待っているのでしょうか?授業は高校の時とどう違うのでしょうか?
大学生活を夢見る受験生たちに向けて、それぞれ異なる大学・学部に通う現役大学生4名に聞いた、「授業のある1日のスケジュール」を紹介します。
授業の内容や休み時間の過ごし方、キャンパスの雰囲気などリアルな声がたくさん!大学入学後の充実したキャンパスライフのイメージを膨らませて、ぜひ受験勉強のモチベーションにしてくださいね。

*大学生の休日に関する記事はコチラ。
>>【大学生活】現役大学生のリアルな休日の過ごし方 〜サークル?遊び?…それとも課題?〜

1. 大学の授業の特徴

大学生は基本的に自分で時間割を作成します。
まず、履修要覧を見ながら、卒業までに取得しなくてはならない「必修科目」や、卒業に必要な単位数を把握します。必要単位を履修しなければ、進級や卒業ができなくなってしまうこともあります。高校生の時とは違って、単位が足りていないことを学校側が指摘してくれることはないので、自分で取得単位数を記録し、管理することが必要です。
また、それらの必修科目に加えて、自分が興味を持った授業をシラバス(講義の到達目標や講義内容が記された講義プラン)を参考にしながら見つけていき、時間割を組んでいきます。
時間割を組む際に、授業を全く入れない曜日を作ると、平日に〈休日〉を作ることができたり、1コマ分授業を入れずに空きをつくれば、その時間を休憩時間にすることができたりします。
大学の授業は1コマ90分~100分なので、時間割の工夫次第で有意義に過ごすことができます。時間割の組み方は、慣れるまで少し難しく感じてしまうこともあるかもしれません。先輩に話を聞いてみたり、この記事のような体験談を参考にしたり、色々な情報を吟味してくださいね。

2. 「授業以外の空き時間も活用!」(Y.T.さん/文学部3年生 日本文学・日本語学専攻)

大学へは月曜と火曜に授業があるので週2日登校しています。3年生になったので授業のコマ数は少なめです。そのうちの火曜日のスケジュールをご紹介します。
(ちなみに、私は実家から通える距離に大学があるので実家暮らしです)

●1日のスケジュール
朝はギリギリで準備をしています……起床から1時間で支度と犬の散歩を済ませ、駅まで自転車で向かい電車に乗ります。
・2限 文学史〈必修〉 10:50~
必修の文学史の授業を受けます。1年次に上代(飛鳥~奈良時代)から始め、3年生の今は近代文学を学んでいます。学期末にテストがある授業なので、ノートは正確に取ることを意識しています。
・お昼休み 12:10~
大学の生協でパンやおにぎりを買い、友だちと中庭か教室で食べています。次の時間が空きコマ(授業がない時間)なので、大学周辺のカフェやカレー屋に行ったりもします。
・3限 空きコマ 13:20~(空きコマ:授業がない時間のこと)
図書館や自習室で課題を進めます。
・4限 特殊講義 16:30~
モダニズム文学の授業を受講します。専攻ではありませんが「面白そう!」と思い、履修に入れた授業。哲学色が強くて興味深いです。1、2年生のころは教養科目を中心に受講していましたが、3年生になり専門科目が増えました。しかし、その中でも自分の興味のある分野の授業を受講してみると、新しい気づきがあってとても面白いです。

その後、サークルまでの間は大学の構内にあるカフェの2階で課題を進めます。
・サークル
フォークダンスサークルに所属しています。練習は週3回、18:00~21:00。
・サークルの友達と大学周辺のご飯屋さんで夜ご飯を食べる
・23時ごろ帰宅
・お風呂に入って就寝

~キャンパスこぼれ話~
・朝の時間がないのでメイクは眉毛だけ、カバンは走りやすいリュックになりました。(初めの頃はちゃんとメイクしてかわいいカバンで通っていたのに…)実用性重視です!
・必修と興味のある授業を数コマとっています。
・火曜日はお弁当を持ってきている友達と食事をするので生協でパンなどを買っていますが、その他の曜日は学食に行くことが多いです。1ヶ月に1回くらいの頻度で期間限定メニューが更新されます。レバー煮の小鉢が好きでいつも食べています。
「演習」と呼ばれるいわゆるゼミのような授業が増え(主に月曜)、発表とディスカッションが中心になりました。準備も授業中も大変ですが、興味のある事柄について他の人の意見を聞けるのはとても楽しいです。

3. 「大学の学習環境をフル活用!」(M.O.さん/法学部3年生 法律学科)

授業がなくても登校することが多いです。8時から9時までの間に大学に行くと、朝ごはんを100円で食べられる「100円朝食」という制度があるので、朝から始動して授業を受けたり作業をしたりしています。
週でいちばん忙しい火曜日の過ごし方を紹介。

●1日のスケジュール
・1限 会社法〈選択必修〉 9:00~
Zoomでの双方向授業を受講。重要判例の事件の概要や判旨を予習しておき、授業中に発表するような授業形式がとられています。法学部は1~2年生で、民法や債権法、刑法といった基礎を学習し、その後は自分の興味に合わせて発展科目を履修していきます。基礎の知識を応用して、身近な実例に近い事案を扱っていくのでより興味が沸いていきます。
・2限 労働法〈選択必修〉 10:55~
Zoomで双方向授業を受講していますが、対面で受講することも可能な科目です。大学にもよりますが、コロナ禍を経て、大学での授業の受け方は多様化しました。自分の生活スタイルに合わせやすくなったと言えるでしょう。
・昼休憩~3限 12:35~
リモートワークでのアルバイトや課題などの作業を進めます。大学図書館はWi-Fi環境が整っており、充電ができる電源設備もあるので、空き時間の作業スペースとしても快適に使えます。
・4限 平和構築とメディア〈一般教養〉 15:25~
対面で授業を受けます。ジャーナリスト出身の教授の授業で、メディアでの発信を通して国際紛争解決に関わっていた事例についての講義を受けています。ディスカッションも行われるので、自分とは違う視点の考え方も身につけることができます。
・5限 国際法ゼミ〈選択必修〉 17:20~
春学期は国連の役割、サイバー攻撃、安保理の再考などのテーマを、ウクライナ紛争に関連付けて研究し、ゼミ発表をおこないました。
私は興味のあるテーマからゼミを選択しました。プレゼンが多いゼミや座学中心のゼミ、フィールドワーク中心のゼミなどさまざまなので、よく調べてからゼミを決定することが大切です。ゼミは自分の好きな分野の学習を通して、交友関係を広げることができる良い機会となっています。
・その後 
3週間に一度のペースで「人間の安全保障連続講義」というものが開催されているので、Zoomで聴講することもあります。
それ以外は友人とカラオケやダーツに行ったり、ドライブをしたり夕食を食べに行ったり……高校生よりも遊び方のバリエーションは増えました。塾講師などの夜間のアルバイトではない場合、日中にアルバイトをすることが多いので、基本的に夜に遊ぶことが多いです。

~キャンパスこぼれ話~
・3年生なので、必修授業はほぼ取り終わり、興味のある授業を受講しています。大学で自由に学べる環境をフル活用しようと、多くの科目を履修しています。
・法学部は出席も取られることがなければ、日常的な課題も課されないことが多く、試験一発勝負で単位を取得します。自分を律して毎回授業に参加するもよし、教科書や友だちを頼ってテスト前に詰め込むもよし、自由な環境が大学生らしさとも言えるでしょう。

4.  「授業・課題・アルバイトで充実!」(Y.H.さん/理工学部3年生 都市環境学科)

大学の授業は月曜日〜金曜日までの週5日あります。全ての授業で対面形式です。
大学3年生になると専門科目の授業がほとんどになり、勉強の負担がとても大きくなりました。その中でも、最も授業数が多い水曜日の過ごし方を紹介します。

●1日のスケジュール
・9時起床→通学 
1限の授業がない日は、早く起きる必要がないところが大学生のいいところです。
家から最寄り駅までは自転車で移動し、駅から大学までは徒歩15分程度であるため、夏場や雨の日は移動が大変です。
・2限 政策分析・評価 10:50~
先行研究を基に、4〜6人のグループで都市環境問題に関する現状と課題分析、政策立案を行います。
2週間に1回、途中経過の発表をしなければならないため、準備するのがとても大変でした。ExcelやQGISといった分析ツールを使用する際に、適切なデータを選定するのがとても難しかったです。
・昼食 12:30~
基本的には大学の友達と学食を食べます。多いときは週5日全て学食を食べているので、もうすでに全種類食べてしまいました。
・3,4限 専門演習 13:20~
土木分野(構造力学、水理学、土質力学)の演習問題に取り組みます。
難易度としては、技術士1次試験から国家公務員試験までの問題を扱います。範囲が広いだけでなく忘れている内容が多々あり、自力で解けるようになるまで理解するのが大変でした。
・5限 キャリアデザインと倫理 17:00~
ゲストスピーカーの方から実例を交えて、技術者倫理について学びます。実際に現場で活躍されている方からお話が聞ける貴重な機会です。土木事業にはどういった職種があるのか理解することができ、進路についてのヒントなどもお話しいただけます。
・帰宅後
金曜日提出期限の課題が複数あるので、それをこなすことが多いです。
余裕があれば、読書をしたりYouTubeを観たりして自由時間を過ごします。

~キャンパスこぼれ話~
・平日は大学の授業や課題とアルバイトをこなすだけで、あっという間に1日が終わってしまいます。
・授業は他の理系学科に比べて座学が多いですが、グループ活動プレゼン形式の授業も幾つかあり、とても面白いです。

5.  「自由科目と必修授業を並行して学習!」(M.N.さん/文学部3年生 史学科)

私は寮で生活しており、大学には週5日(月〜木、土)で登校しています。
3年生前期、最も授業数が多い木曜日の過ごし方をご紹介します。

●1日のスケジュール
6:30起床、30分程度で身支度をして出発!
・1限 青学生全員必修のキリスト教概論 9:00~
私が通っている青山学院大学には全学部の学生必修の「キリスト教概論」という授業があります。「キリスト教を信仰するため」ではなく、学術的・歴史的な観点から学ぶ授業です。高校時代世界史は苦手でしたが、楽しく授業を受けられています。毎回ある小テストが難しいので、授業中ノートをしっかり取ることを意識しています。黒板の内容だけではなく先生が話している内容もメモします。
・礼拝 10:30~
私の通う大学では授業のある平日は毎日礼拝があります。クリスチャンではないのですが、素敵な言葉に出会えたり、新たな視点を得られるので、余裕のある日は礼拝に出席しています。讃美歌を歌ったり、オルガンの音色に耳を傾ける時間が好きです。
・2限 西洋音楽史 11:00~
ルネサンス期・バロック期をメインに、音楽が誕生した頃からの音楽史を学んでいます。私が普段好きで聴いているクラシック音楽を学術的な観点から見るので、また違った楽しみ方ができるようになりました。授業内で出てくる用語は難しく、また学期末に試験があるので復習も欠かせません。
・昼休み 12:30~
毎週木曜日はお昼ご飯を食べながらオンライン研究会に出席します。聖書の言葉を通して様々なことについてじっくり考えます。忙しい大学生活を送っていますが、一旦足を止めて自分や置かれている環境などについてゆっくり考える時間があることはとても大切だと感じています。
・3限 空きコマ 13:20~
課題、テレワークでアルバイト、所属している聖歌隊の事務作業など、状況に応じて優先順位をつけてタスクを片づけています。
・4限 戦後の日本政治史 15:05~
先生がとても細かい部分まで話してくださるので理解しやすいです。話が面白く、ついついのめり込んでしまってメモを取り忘れることが多々あります…
・下校
そのままアルバイトに行きます。アルバイトがなければ買い物など用事を済ませながら帰宅します。買い物はスーパーや本屋に行くことが多いです。また図書館に残って課題をする日もあります。
・帰宅後
夕食、部屋の片づけ、課題などをしてから就寝。

~キャンパスこぼれ話~
・朝がとても弱いので起きるのに一苦労しています。朝はギリギリのことがほとんどです。
・2年生までは必修の授業が多かったので、3年になりようやく自由科目も履修できるようになりました。興味のある日本史、音楽、メディアに関する授業などを取っています。また上級生になり専門性の高い授業が増えました。
・お昼ご飯は私が忙しく友人とスケジュールが合わないので毎日ひとりで食べています。本当は友達とわいわいしながら食べたいです…笑 でも学食のメニューが頻繁に変わるので飽きることなく食事を楽しめています。
・私の所属する史学科は座学が多く実践的な授業は少ないのですが、ゼミがスタートしているので、発表やディスカッションにも徐々に慣れていきたいです。
・毎週課題を出される授業がいくつかあるのですが、課題をするためのまとまった時間を確保することが難しいので、スキマ時間を使って進めています。

6. まとめ

現役大学生の授業のある1日のリアルなスケジュールを紹介しました。
学部によって授業の内容も全く異なり、またサークルやアルバイトなどの課外活動も人それぞれで、多様な過ごし方がありますね。
大学生になると自由度が上がり、自分のやりたいことや興味のあることに打ち込める時間が増えます。また、自分と同じ学問を志したり、同じ目標を持つ仲間と出会うことができたりするのも大きな魅力です。
ぜひ大学生活の想像を膨らませて、受験勉強を頑張るモチベーションにしてくださいね!