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【合格を掴む!】高校3年生の大学受験対策スケジュール<2学期~受験直前期>

2022.03.16

高校3年生の1年間に何をすれば志望校の合格を掴めるでしょうか?この記事では、大学受験に向けた高校3年生の年間スケジュールの後半戦、〈2学期~冬休み・直前期〉にどんな勉強をすれば良いのか、模試の日程やその時期にやっておかなければならないタスクについてまとめています。
現役大学生が教えてくれた、受験生時代の体験談もあわせてぜひ参考にしてください!

*高校3年生前半期(1学期~夏休み)についてまとめた記事はこちら。
>> 【合格を掴む!】高校3年生の大学受験対策スケジュール<1学期~夏休み>

※模試日程は2022年2月時点の情報です。
※河合塾の全統模試は「個人で申し込みの場合(一般生)」(東京会場)のスケジュールを掲載しています。学校で一括申し込みをする方や河合塾生・マナビス生の方は在籍する団体にご確認ください。会場によって実施日が異なる場合や実施されない場合があります。

1. 高校3年生1年間の流れ

大学受験に向けた1年間をまずは大まかに見ていきましょう。一般選抜試験の場合、多くは1月〜3月が受験当日となっており、その本番に向けて勉強することになります。
受験生として勉強を始める時、まずは自分がどの大学を志望するかを決めましょう。実際に受験する大学は出願時に最終決定しますが、1年間勉強する上で志望校が定まっていることはモチベーションの維持に繋がります。遅くとも高校3年生の夏前には決めておくと良いでしょう。

まず、1学期から夏休みにかけては、基礎固めと苦手の発見・克服に力を入れて勉強します。秋から増える模試など、応用問題に対応するための基礎的な学力を養う時期です。また総合型選抜や学校推薦型選抜は、夏ごろから出願が始まります。
2学期からは徐々に入試に向けた問題演習が増えていきます。国公立大学の受験に必要な「大学入学共通テスト」はこの時期に出願します。また、年明けには私立大学入試の出願もあるので募集要項も手配しましょう。そして冬休みから入試直前期には過去問を用いた演習を積み重ね、試験本番に合わせて調整を進めます
入試本番の日程は「共通テスト」が1月14日・15日(2023年度日程)、私立大学一般入試・国公立大学二次試験は1月末〜2月末に集中しています。

※この記事では総合型や学校推薦型選抜についても触れていますが、これらの入試は一般選抜よりも時期が早く、個別の対策も必要になります。詳しいスケジュールについてはお早めに各大学のホームページや募集要項をご確認ください。

2. 高校3年生2学期の過ごし方

2-1. 問題演習に取り掛かろう!模試の活用も忘れずに

2学期になると、「総合型選抜」(推薦入試)では入試本番の日程が始まったり、一般入試でも出願の準備をしたり、本格的な受験シーズンに入ります。さらに各大学の対策に特化した、いわゆる「冠模試」を含め、模試の回数もピークになります。
これらの模試の受験や過去問演習を重ねながら、今まで身につけてきた基礎的な知識や解法を使って応用的な問題に取り組む力をつけましょう。現状の自分の実力と合格ラインまでの差を正確に掴み、それに応じた対策を講じることが重要です。
また、「共通テスト」を受験する予定であれば、11月〜12月に各予備校等が開催する「プレ共通テスト」模試を受験し、実際の本番と似た形式で一度体験しておくのも良いでしょう

2-2. 高校3年生2学期の模試・やるべきこと

この時期には、まず受験する大学と学部の決定、さらに出願準備を進めなければなりません。出願方法や必要な書類などは、各大学の募集要項に書かれています。国公立大学を含め募集要項を確認しましょう。近年は「WEB出願」での登録が主流になってきているので、インターネット環境を確認の上、早めに進められるのであれば、「WEB出願」に必要なサイトのマイページ登録などもしておきましょう。
続いて、「共通テスト」の出願もこの時期にあります。現役生の場合、志願票や払込票などが入った共通テストの「受験案内」が9月初旬に学校から配布されます。
共通テストの出願は例年9月末〜10月上旬です。手続きに伴い、郵便局・銀行の窓口での検定料の払込みが必要になります。「成績通知の有無」「受験科目が3科目以上か2科目以下か」で金額が変わりますが、検定料12,000〜18,800円の準備も忘れないようにしましょう。

~模試日程のまとめ~
※日程は2022年度の情報です(2022年2月時点)

【河合塾全統模試】
〈受付開始日:9月21日(水)〉
・10月 2日(日)早慶レベル模試
・10月 9日(日)第3回全統共通テスト模試
・10月23日(日)第3回全統記述模試
・11月3日(木・祝)北大入試オープン
・11月3日(木・祝)東北大入試オープン
・10月29日(土)、30日(日)第2回東大入試オープン
・10月16日(日)一橋大入試オープン
・10月16日(日)東工大入試オープン
・11月13日(日)第2回名大入試オープン
・11月3日(木・祝)第2回京大入試オープン
・11月 6日(日)阪大入試オープン
・10月30日(日)神大入試オープン
・11月 6日(日)九大入試オープン
・11月20日(日)全統プレ共通テスト

【駿台模試】
〈受付開始日:6月15日(水)〉
・9月11日(土)第1回駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試
〈受付開始日:8月15日(月)〉
・9月25日(日)第2回駿台全国模試
・10月9日(日)第2回駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試
〈受付開始日:9月1日(木)〉
・10月9日(日)第3回駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試
・10月23日(日)九大入試実戦模試
・11月3日(木:祝日)阪大入試実戦模試
・11月6日(日)北大入試実戦模試、名大入試実戦模試
・11月12日(土)、13日(日)第2回東大入試実践模<駿台・Z会共催>
・11月13日(日)神戸大入試実戦模試
・11月20日(日)東北大入試実戦模試、第2回京大入試実戦模試<駿台・Z会共催>
〈受付開始日:10月3日(月)〉
・12月11日(日)駿台atama+プレ共通テスト

《駿台atama+共通テスト模試って?》

オンラインで実施期間中ならどこからでも受けられる、駿台予備校の新しい形式の模試です。一斉に会場に集まることなく、自分のタイミングでパソコンなどのデバイスから受験することができます。
また、従来の模試では返却まで1ヶ月程度かかる「採点結果」が、その場でわかるのも特徴のひとつ。感染症対策の影響が大きい時期や、受験手続きに十分な時間が取れない時など、このようなオンラインの模試を利用してみるのもひとつの手です。

【代々木ゼミナール】
〈受付開始日:8月23日(火)〉
・10月23日(日)早大入試プレ【代ゼミ・駿台共催】
〈受付開始日:9月3日(土)〉
・11月3日(木:祝日)慶大入試プレ【代ゼミ・駿台共催】
〈受付開始日:9月6日(火)〉
・11月6日(日)第2回 京大入試プレ
・11月13日(日)阪大入試プレ
〈受付開始日:9月13日(火)〉
・11月13日(日)第2回 大学入学共通テスト入試プレ
〈受付開始日:9月19日(月)〉
・11月19日、20日(日)第2回 東大入試プレ
〈受付開始日:9月20日(火)〉
・11月20日(日)北大入試プレ

また、「総合型選抜」の出願〜入試本番、合格発表も9月から12月に集中しています。これまで進めてきた対策の成果が発揮できるよう、体調管理にも気をつけましょう。

2-3. 実際の体験談 ~高校3年生2学期を振り返る~

大学受験を実際に経験した現役大学生による、推薦入試対策の体験談です。推薦入試を考えている人は参考にしてください。

私は推薦入試を利用したので「直前期」は9月末から11月末でした。一次試験の書類提出が9月下旬、その合格発表が11月中旬、二次試験は合格発表から1週間というスケジュールだったので、一次試験の結果が分からないまま二次試験の対策を1ヶ月半もすることはとても大変でした。どうしてもここで合格したかった焦りから、1ヶ月半、二次試験対策の「日本史」だけを勉強していました。
面接練習は二次試験の2週間前から5回程度行いました。この期間もやはり一般入試の対策はできませんでした。
(青山学院大学 M.N.さん)

3. 高校3年生冬休み・受験直前期の過ごし方

3-1. 共通テスト対策と問題演習で本番に向けたラストスパート

入試本番に向けて過去問や予想問題で問題演習を重ねつつ、復習を徹底しておこないましょう
「共通テスト」を受験する場合、高得点を狙うには、たとえ得意科目だったとしても共通テストに特化した調整も必要です。過去問を解く時は時間を計り、本番と同じ気持ちで臨み、復習をしっかりおこないましょう。
また、複数の大学を受験する時はどの大学の対策を優先するか、志望度合いや受験日までの日数を考慮する必要があります。受験した手応えや結果で一喜一憂することもあると思いますが、ここまで来たなら最後の入試まで全力で走り切りましょう!1日でも多く勉強すればその分実力は伸びます!

3-2. 高校3年生冬休み・受験直前期の模試・やるべきこと

まずは自分が出願する大学と、その「試験日」「合格発表日」「入学手続締切日」をしっかり把握しましょう。
私立大学の「共通テスト利用入試」は、基本的に出願受付期間は1月初頭〜共通テスト前なので注意しましょう。(一部、共通テスト本試験後に出願できる大学もあります)
また、1月には私立大学の出願期間が集中しています。共通テスト対策などで忙しい時期ですが、出願書類の出し間違えや期限には注意が必要です。
国公立大学の二次試験の出願は、共通テストの実施後に始まります。共通テストの自己採点結果や出願者の動向を確認し、最終的に出願する大学を決めましょう。前期日程・後期日程ともに出願期間は同じです。
国公立大学の「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の結果発表は、1月中旬〜2月中旬までに集中しています。合格がわかったら期日までに入学手続きを済ませましょう。

~入試日程のまとめ~
※日程は2023年度の情報です(2022年2月時点)

【私立大学】
出願:12月末〜2023年3月初頭
試験本番:2023年2月〜3月
合格発表・入学手続締切:2023年2月中旬〜3月末

【共通テスト】
本試験:2023年1月14日・15日
追試兼:2023年1月21日・22日

【国公立大学】
出願期間:2023年1月23日〜2月1日
前期日程試験本番:2023年2月25日(・26日)
後期日程試験本番:2023年3月12日以降
公立大学中期日程:2023年3月8日以降
前期日程合格発表:2023年3月6日〜3月10日
後期日程、公立大学中期日程合格発表:2023年3月20日〜3月24日
前期日程入学手続締切:2023年3月15日
後期日程、公立大学中期日程入学手続締切:2023年3月27日

※国立大学協会『国立大学の2023年度入学者選抜についての実施要項』及び公立大学協会『公立大学の2023年度入学者選抜についての実施要項』より

3-3. 実際の体験談 ~高校3年生冬休み・受験直前期を振り返る~

大学受験を実際に受験した現役大学生が高校3年生冬休み・受験直前期を振り返り、具体的な過ごし方についてアドバイスします。ぜひ参考にしてみてください。

私の高校では冬休みの後、センター試験(現・共通テスト)までの1週間学校に行き、その後は自宅学習となって自分で自由に時間を使うことができたので、ひたすら過去問を解き、論述問題などは学校の先生に添削してもらっていました。
冬なので暖房で眠くなったり、勉強する教科も二次試験で必要なものだけに減って飽きてしまったりしたので、時間を計って区切りを作り、集中力が途切れないように工夫していました。
(お茶の水女子大学 Y.T.さん)

1月中旬まではセンター試験(現・共通テスト)の対策を重点的におこなっていました。共通テスト前後では大学の出願期限が集中するので、共通テスト対策の勉強に力を入れるためにも、冬休み前までには出願準備を終えたいところです。
センター試験後は国立大学二次試験の対策を中心に過去問演習をしました。過去問演習や私立大学の入試で間違えた分野は、その都度問題集などを使って知識の補強をしました。
(中央大学 Y.H.さん)

私は、推薦入試が9月中旬、国公立大学二次試験が2月25日、という2回の「受験直前期」を経験しました。
推薦入試の直前1週間は面接対策に力を入れました。小論文対策は夏休みからコンスタントに進めていたので、直前に何か特別に始めるわけではなく、今まで書いた小論文テーマの復習などをしていました。
国公立二次試験の直前期は自分の過去問答案を学校の先生に添削してもらっていたりしました。
(上智大学 M.O.さん)

4. まとめ

高校3年生1年間の後半期について、主なスケジュールや受験生としての過ごし方を紹介しました。
高校3年生の秋からは模試が増え、入試出願なども始まり受験生として徐々に忙しくなっていきます。そして年明けからは一般入試でも本格的に試験が始まり、いよいよ大詰めです。
各時期に進めておくべき全般的な勉強内容とポイントを以下にまとめます。

  1. 2学期:模試や過去問などを活用した問題演習で入試本番に対応できる実戦力をつける。
  2. 冬休み〜直前期:共通テスト、私立大学入試、国公立二次試験など時期に応じて対策をする。出願手続きなど勉強以外のタスクは早めに片付けておく。勉強は1日たりとも無駄にはならないので、諦めないことが大事。体調管理には気をつける。

前半期で身につけた基礎力を実戦力に変えていく後半期。なかなか成績が伸びず辛い時もあると思いますが、日々やるべきことにしっかり取り組んでいきましょう。
本番でこれまで積み重ねてきた努力の成果を、十分に発揮できるよう祈っています!

*高校3年生前半期(1学期~夏休み)についてまとめた記事はこちら。
>> 【合格を掴む!】高校3年生の大学受験対策スケジュール<1学期~夏休み>

StudiCoサポーター Y.T. M.O. Y.H. M.N.
Y.T.:お茶の水女子大学 文教育学部 合格 M.O.:上智大学 法学部 合格 Y.H.:中央大学 理工学部 合格 M.N.:青山学院大学 文学部 合格