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大学受験「面接」の対策法を紹介! ~大学の調べ方・受験の準備段階にできること~

2021.09.28

大学受験にあたり、推薦入試などで「面接」試験を受ける人も多いのではないでしょうか。ただ、「面接」はあまりなじみのない試験方法でもあるので、具体的に何をすればよいのか分からないこともたくさんあると思います。「面接」で質問される内容は大学や学部学科によって異なりますが、根本的な部分はどの学部でも共通しています。
本記事では、「面接」試験の概要だけでなく、面接対策にあたっての情報収集のポイントや、高校1年生・2年生などの「受験の準備段階」にできることなどもあわせて紹介します。

*この記事では、主に高校3年生夏までにすべきことを紹介しますが、受験直前期の面接対策についてはこちらの記事にまとめてありますので、自分の今の状況に合わせて適宜参考にしてください。
>> 大学受験の「面接」を徹底攻略! ~本番を想定した練習法・試験当日の過ごし方~

1. 大学受験における「面接」とは

「面接」は推薦入試などで採用されている試験方法の1つで、近年は推薦入試を利用する人が増えていることもあり、毎年多くの高校生が「面接」試験に臨んでいます。また推薦入試だけではなく、医学部などの一部の学部学科では、一般入試での受験科目の1つに「面接」が設けられています。入試方法が多様化している昨今の大学受験において、「面接」は重要視される科目の1つとなっています。
「面接」には主に「個人面接」「集団面接」の2つの方式があります。「個人面接」は受験者1名に対して面接官が1名、もしくは複数名いる方式、「集団面接」は同時に複数名の受験者が試験をおこなう形式です。他に「グループディスカッション」「口頭試問」「プレゼンテーション」などの方法を用いる入試もあります。自分の志望大学の入試方式や試験方法をまずは調べてみてください。
現時点で推薦入試を利用する予定がないという人も、志望大学の「一般入試」以外の試験方式を必ず確認してください。総合型選抜などの試験の中に、もしかすると自分にぴったりな入試があるかもしれません。「面接」などの対策は意外と時間がかかるものなので、後から受験方式を変えたいと思ったとしても、即座に対応できず遅れをとってしまうリスクもあります。大学受験は何が起きるか分かりません。受験方法について今一度考えてみるのもよいでしょう。

2. 志望大学について徹底的に調べる

「面接」試験では、自分についてアピールすることも大切ですが、「志望大学についてどれほど知っているか」という点も重要です。志望大学について調べることは学年を問わず今すぐにできますので、まずは大学について徹底的に調べて情報を入手しましょう。
まずは大学案内のパンフレットなどの資料を入手します。学部や学科単位でもパンフレットを作成している大学がほとんどですので、そちらも探してみてください。パンフレットを手にしたら、希望の学部学科のページだけではなく、大学の教育理念や教養科目などのページも隅々まで目を通しましょう。面接では志望理由を聞かれることが多いですが、その時には「この大学でなければならない絶対的な理由」が必要だからです。志望理由以外の質問についても、大学全体について知っていると答えやすいことも多くなります。
また教養科目は大学ごとにカリキュラムが大きく異なり、個性が表れるところでもあるので、教育方針などもチェックしておきましょう
また、パンフレットだけはなく、大学のホームページなどを利用して常に最新の情報を確認するようにしてください。新型コロナウイルスの影響で対面形式のオープンキャンパスを開催していない大学もありますが、その場合は、オンライン形式で開催されているケースもあります。実際に大学に行けなくてもオンラインのオープンキャンパスに参加することはとても重要です。それは実際にその大学に在学している学生の意見を聞くことができる、またとない機会だからです。
他にも大学や学部学科紹介動画が公開されている場合もあります。オンライン上でのコンテンツも以前に比べて充実しており、様々な場面で情報を得られるようになっているので活用してみてください。
特に「面接」は各大学によって傾向が全く異なるため、直接話を聞き情報を得ることが重要です。学生などに質問できる機会があれば積極的に質問してみてください。
また、大学受験において「情報を得るために能動的であること」はとても重要です。高校までの場合、学校や塾などからたくさんの情報が与えられるので、何もしなくてもある程度の情報は手にすることができますが、大学受験では基本的に自分から動かなければ何も知ることができません
このように、ぜひ自発的に行動することを心がけてみてください。「自ら知ろうとすること、そのために行動を起こすこと」は志望大学について調べる時だけではなく、これから始まる大学生活、さらにその先の人生においても大事な姿勢となります。

3. 受験の準備段階にやっておきたいこと

大学受験の対策に入る前の段階にできることは、部活動やボランティア活動など様々ですが、これらを「受験のため」と思って取り組むのはもったいないことです。「何か達成したい目標があり、その延長線上に大学受験がある」と捉えた方がモチベーションも保ちやすいですし、何より全力でやりたいことに打ち込むことは、自分の人生において貴重な経験になるでしょう。
ここでは一例として、大学受験の推薦入試でプラスになるようなことについて触れておきます。

3-1. 英検・漢検などを受験する

「英検」や「漢検」など「勉強面で何か頑張ったことを示す具体的な痕跡」がある方が、大学受験において望ましいでしょう。「英検」「漢検」ともに高校卒業レベルの2級以上を取得できるとなお良いでしょう。
他にも「数検」や「TOEIC」「TEAP」などもあります。これらは大学受験の場面だけではなく、将来的に自分の選択肢を広げてくれるかもしれません。興味関心や必要に応じて受験してみてください。
また、場合によっては出願条件の1つに検定の取得が含まれている場合もあります。志望大学に近づく方法の1つになるので、積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。

3-2. 課外活動に取り組む

勉強を頑張ることはもちろん大切ですが、課外活動も勉強と同じくらい大切なことです。部活動やボランティア活動、習い事など様々ですが、一度取り組むと決めたら最後までやり遂げましょう。「粘り強く取り組むことができる」という点は大学受験時のみならず、社会に出た時にも強みになります。
特技を磨くのも良いでしょう。もし大学での学びに直接関わりのあることに取り組んでいる場合は、面接官から質問される可能性があるので、自分の言葉で説明できるようになっていることが望ましいです。

3-3. 興味のある分野について情報を集める

大学で学びたいと考えている学問分野の情報には常にアンテナを張っておくようにしてください。新聞やテレビ、インターネットなどで最新の情報を確認し、分からないことがあったら調べる習慣を身につけましょう。
また読書は情報収集の手段として、とても効果的です。志望大学の先生が書いている本があればぜひ読んでみてください。本は興味のある分野についてとても深く掘り下げられているので、知識を得られるだけではなく、考え方も身につけることができます。さらに本の内容に対して自分がどう感じたか、何を考えたかをメモしておいても良いでしょう。

4. 受験生の心強い味方!大学受験情報誌を活用

大学受験における「面接」を知る上では、ぜひ受験情報誌のようなツールも活用しましょう。

螢雪時代 2021年 7月臨時増刊 大学入試 推薦&総合型合格対策ガイド』(旺文社)

旺文社の刊行する受験情報誌『螢雪時代』の臨時増刊号シリーズです。
実際の面接試験の様子が細かくガイドされているほか、合格体験記も多数掲載されているので、受験生の実体験を参考にすることができます。また面接はもちろんですが小論文などの過去問も多く掲載されているので、この1冊で多くの情報を得ることができるでしょう。
シリーズとして学校の教室や進路指導室に置いてあるケースも多いですが、書店で個人としての購入も可能です。

5. まとめ

「面接」試験は難しいと思っている人が多いかもしれません。しかし事前準備をしっかりおこなうことができていれば、怖いものではありません。
最後にこの記事のポイントを振り返ります。

  1. 「面接」試験がどのような試験であるかを知り、志望大学での試験形式を調べる
  2. 志望大学について隅々まで調べる、またはオープンキャンパスへ参加し情報を得る
  3. 検定を受験する、課外活動に積極的に取り組むなど、本格的な受験シーズンに入る前にできることを全力で頑張る

今回紹介した内容は「面接」試験対策以外のシーンでも役に立つと思います。高校1年生や2年生の段階からできることもたくさんあるので、勉強や課外活動など、日常生活を充実させるルーチンをコツコツ続けながら、大学受験に向けて少しずつ準備していきましょう。

StudiCoサポーター M.N.
青山学院大学 文学部史学科 合格